「原料シリーズ スピルリナについて」
今回のジャーナルは、CLEAN GREENの原料でもあるスピルリナについてです。
CLEAN GREENは、GMP認証を取得した台湾の培養工場にて豊かな太陽光と清浄な水に恵まれたオープン培養で生産されたスピルリナを使用しています。
スピルリナはラテン語の「spira(スピラ=「ねじれた、らせん形」の意味)」が発展した名前で、その名の通り細胞が螺旋状にねじれた姿をした藍藻類です。
スピルリナも、約30億年前に誕生したと言われており、高温・高アルカリ・高ナトリウムというような、他の植物が育ちにくい厳しい環境下でも繁殖することができるのが特徴です。中央アフリカのチャド湖やエチオピアなどでも自生しているのが確認されています。
古くから食経験がある食材として記録が残っており、最古のものでは数千年前の古代マヤ人(古代メキシコ)が食料にしていたという記録があります。
1967年の国際応用微生物学会の国際会議では、スピルリナがタンパク質が豊富な点から、将来の食糧として注目されるべきであると紹介され、多くの研究者から注目を浴び、国連でも栄養評価に動き出しました。そのため、多くの研究がなされてきた食材の一つです。
スピルリナは、鮮やかな緑色をしており、アルカリ性で、豊富にクロロフィルを含んでいるのが特徴です。前回紹介したクロレラと同様、60%以上がたんぱく質で構成され、鉄分、ビタミンB群などを豊富に含んでいます。クロロフィルのほか、フィコシアニンを中心とした色素成分が豊富に含まれています。
豊富な栄養とともに、体の巡りをサポートしてくれ、アルカリ性食品であることから、酸性に傾きがちな現代の食生活を整えてくれるのがスピルリナです。
なんだか体が重だるかったり、スッキリしない方には味方になってくれるでしょう。